禅語をヒントに「日日是好日」を実現しましょう。
投稿日:2011.05.14 カテゴリ:禅語
「仏とはどのようなものか」との問いかけに、洞山守初は「麻三斤」と答えた。黄檗は棒でしたたかに打ち据えたし、臨済は「喝」と吼えたのだから、実に非暴力的な答えだ。かの弟子は安心して「南方には竹藪があるし、北方には森があるのか」とひとりごちたのだろう。重さ三斤の麻があれば、僧侶のお袈裟一着が作られる。仏とはお袈裟を着ているおまえ自身であり、おまえを離れては存在しない。南方に竹が、北方には木が多いのは自然...
投稿日:2011.03.27 カテゴリ:禅語
「一物不将来の時如何」と問うた厳陽尊者に対して、趙州和尚は「放下著」と答えた。 「煩悩を断じ、無一物の境涯を得た私にこれからの修行を教示してください」と頼む厳陽に趙州は「何を」捨ててしまえと言ったのだろうか? 人生とは、荷物を背負っての旅だ。荷物は時折重荷となって苦しみの原因となる。財産・地位・名誉・家族・プライドなど、だいたいはあった方がよいし、それによって充実した生き方を実現できるはずだが、な...
投稿日:2009.09.01 カテゴリ:禅語
「柳は緑、花は紅」と読みます。出典は『五灯会元(ごとうえげん)』ですが、蘇東坡(1036-1101)のことばとして『東坡禅喜集(とうばぜんきしゅう)』には、「真面目(しんめんもく)」と続いているようです。実際に読んだことがないので、わかりません。禅籍解題は、花園大学国際禅学研究所の禅籍データベースが便利です。内容についてはまた明日。...
投稿日:2009.08.31 カテゴリ:禅語
「柳は緑、花は紅」出典『五灯会元』...
投稿日:2009.08.29 カテゴリ:禅語
このブログは毎日更新する決心ではじめましたが、8月10日を最後に一昨日(27日)まで途切れてしまいました。強い意思があれば、13~15日以外は更新できたと思います。しかし、一度頓挫してしまったものを再開するにはかなり大きなエネルギーが必要で、ついつい更新を怠ってしまったわけです。特に、お盆は殺人的スケジュールで、疲労もなかなか取れません。声が本調子になるのは、私の場合、秋のお彼岸の頃です。ですから...